自由詩 恋々しさや瑞々しく甘く

著書

滝川寛之の自由詩 *   恋々しさや瑞々しく甘く 畔の鹿の群れが水を汲み 緑と青さの木林が済んでおり 雑踏の都の片隅に存在す それは貴女の心だから 私は今日も詩を唄う 明日の朝頃に光を帯びて 二人の営みは温もり … 続きを読む

自由詩 穏やかなる凪風の

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滝川寛之の自由詩 *   穏やかなる凪風の 海原の上空に雲が浮かび 晴天の東から陽の温もりと 奥に潜みて木々の緑香し 水滴の雫が命を与えうる 虹が差した方向に君が居て 新しい世界の訪れを待つ 私は恋唄を綴り そ … 続きを読む

自由詩 透明のブルー

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滝川寛之の自由詩 *   透明のブルー 海中の世界 音もなく 只々流れゆき それでも眺めは癒しであり 熱帯魚の踊りが瑞々しくて 顔を出すと波しぶきが舞い 風の冷たさや身に染み 劈く陽光がこの身を温めうる それは … 続きを読む

自由詩 緩やかな透明色と虹の味

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滝川寛之の自由詩 *   緩やかな透明色と虹の味 花々に滴る雫が逞しく 陽光の温もりと 木々のオアシス 今しがたに浮かび行く君と 表情から悟れる笑顔が素敵で 光において包まれた想いを飛ばし 私は孤独ながら詩を綴 … 続きを読む

自由詩 雨の雫がしたり落ちた

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滝川寛之の自由詩 *   雨の雫がしたり落ちた 朝の光景から 滲んだガラス窓と暗い影 静かな部屋に独り立ち尽くし 物思いに老け込んでみる 嗚呼 君 君 君だけが恋しいと鳴くと 魂の恋色が返ってきたようで 私は僅 … 続きを読む

自由詩 霞んで見える町中

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滝川寛之の自由詩 *   霞んで見える町中 寒さと静けさが漂いて 想いといえば君のこと 渡る先に果たして居るのか 流れるがまま私は向かう 恋をするということは 狂いであり 涙を流して それでも花束を贈る 二人は … 続きを読む