凍えうる雨音の厳しさや

著書

滝川寛之の自由詩 *   凍えうる雨音の厳しさや 只々闇夜において響き行き 寝静まる民の夢の世界 流れゆく頃合にて ひたすら 陽光の眩しさに虹があるといい それから傍らに君の姿 そして私のほほえみと 手をつなぎ … 続きを読む

自由詩 小雨がぱらついた外界

著書

滝川寛之の自由詩 *   小雨がぱらついた外界 くすんだ煙草の匂いと 紅茶の色彩が今し方 雷が叩き付けると さらに激しく世界は涙し 私の心を憂鬱にする されど音楽は優しく包み 明日の唄が流れゆく 君の肌香は恋々 … 続きを読む

自由詩 恋々しい想いが微風となり

著書

滝川寛之の自由詩 *   恋々しい想いが微風となり 木々の緑が音魂を迎えて それから君の愛苦しさと 私の気持ちが絡みつく その濃厚さと密接さや 片時も離れることもなくて 只々、ひたすら明日へ向かう 君はとても素 … 続きを読む

自由詩 春の彼岸に入りけりし

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滝川寛之の自由詩 *   春の彼岸に入りけりし 恋の詩は満情に漂いて 明日の朝を思う 君の笑顔がとても素敵で 私の想いとは恋色 虹の世界が観たい 二人で 陽光に黄昏れ手をつなぎ 私と君は歩いて行く それが真実だ … 続きを読む

自由詩 春の清かなる芳香と

著書

滝川寛之の自由詩 *   春の清かなる芳香と 滴る花びらの雫が潤しく 朝頃のそよ風が舞いて 虹の陽光が世界を照らす 嗚呼 君の笑顔が優しく映り 私の頑なな想いが躍動する 二人はやがて一つとなり 未来は輝きの中に … 続きを読む

自由詩 朝時の霞ゆきし幻想の

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滝川寛之の自由詩 *   朝時の霞ゆきし幻想の 瞼を開けば光差し込み 絶え間なく想う心が 世界に染みわたりて 発色の滲みから舞いし 今日を奮い立たせる 君は旅先で私に会い そのまま二人は結ばれる 恋々しさや空を … 続きを読む