自由詩　陽光まばゆし朝刻の

滝川寛之の自由詩

*

 

陽光まばゆし朝刻の

下る汗と夏の頃合

飛行機雲は線を帯びて

響きゆく蝉の声と

雫の先で緑漲り

空は限りなく青色とし

白のワンピース

君のほほえみが

私との心を一つにする

詩人は恋歌を唄いて

風にそっと流しゆく

二人の恋想愛心

唯々ひとつのこと

結ばれゆく未来が

明日の朝訪れを迎え

接吻たるや

虹

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