自由詩 肌寒さの染みた丑三つ時と

著書

滝川寛之の自由詩 *   肌寒さの染みた丑三つ時と なだらかでいて青の刻色 静まりにおいて恋心弾みし 去った日の靄が幻影のようで 一つきりの想いとは 唯々君への恋詩であり 届け行く風と虹色とが 世界おあたかも眩 … 続きを読む

自由詩 ずだんだくじく雲

著書

滝川寛之の自由詩 *   ずだんだくじく雲 朝刻の頃合いにて 一粒の雫がしたる 群青なる彼方の未来が 今確かに見えた気がした 君の寝顔と 傍らに眠る私と 色気のある音楽 新しい色彩とは 虹 それから 全てに愛し … 続きを読む

自由詩 ほのかな吐息の中において

著書

滝川寛之の自由詩 *   ほのかな吐息の中において 甘い蜜と濃厚な汗と 朝が来るといい とても光が差した温もり 愛情と逞しさと 力強く 柔らかな曲線を描きて 虹の先へたどり着く 嗚呼 唯々、暖かい 私は詩を唄う … 続きを読む

自由詩 四季彩から宿る言霊達の魂と

著書

滝川寛之の自由詩 *   四季彩から宿る言霊達の魂と 徒然に想う導きと 空は果てしなく只々青くて 水平線の先に陽光が差込む 世界は虹色に染まりゆき 私は君だけと唇を合わせる 詩情は唄として 風が靡き 彼方へ舞う … 続きを読む

自由詩 そよぐ揺らぎの風において

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滝川寛之の自由詩 *   そよぐ揺らぎの風において ひとしきり流れを感ずる 晴れ間の差した陽光と 穏やかなる色彩と 虹が届く 君の笑顔がとても素敵で 私の想いたるや夢中とせり 唯々一つに結び行く運命と 二人の未 … 続きを読む

自由詩 ぱらついた雨景色の外界

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滝川寛之の自由詩 *   ぱらついた雨景色の外界 しんとした部屋中の独り 想いを手繰り寄せると 君だけの姿が八色として 経の泣き叫びと狂おしさと それを宥める神の仕業 会いたいと思う気持ちが ひたすらに詩となり … 続きを読む