自由詩 駆け抜けてゆきたどり着く

著書

滝川寛之の自由詩 *   駆け抜けてゆきたどり着く 行けども行けども 君の柔らかい肌と匂い 暗闇の先も全く漆黒で 唇を合わし絡めてゆく 嗚呼、されど私は想う 君と一つになるとき 世界が全くの緑に広がりて 二人は … 続きを読む

自由詩 ささやかなる流れと共に

著書

滝川寛之の自由詩 *   ささやかなる流れと共に 恋の発色が漂うようで 僅かな香りと 僅かな望みと 明日はあるのかい? 訊くと そうよと君は返す 笑顔のえくぼと長い黒髪 スカートが似合う君のことだから 明日の訪 … 続きを読む

自由詩 薄く透明なる夢幻の世界で

著書

滝川寛之の自由詩 *   薄く透明なる夢幻の世界で 駆け抜けてゆく巡る想い 金色の彼方から美声が届き 手を差し伸べ柔らかく とても温い 愛は現実に存在し 恋心たるや現世の魔法 舞台が始まるとき はじまりは遠い彼 … 続きを読む

自由詩 闇夜の中の明かりに

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滝川寛之の自由詩 *   闇夜の中の明かりに 独り想いを馳せ 朝霧は解けてゆく 春夏秋冬巡りゆき 年の瀬の頃合から 幻夢は確かに光を帯びて 君を抱きしめるということ 一つに溶けゆく想い 朝は明ける 悲しみの中に … 続きを読む

自由詩 小雨ちらつく朝にて想う

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滝川寛之の自由詩 *   小雨ちらつく朝にて想う 独り身に冷たく滴り 濡れた身体の中から震わす 遠い彼方の 海の向こう側にて 明日が無いような毎日と 襲い掛かる過去の産物に もがき苦しみ 手を伸ばした 嗚呼 君 … 続きを読む