自由詩 透明に澄んだ色彩の青

自由詩
自由詩

滝川寛之の自由詩

*

 

透明に澄んだ色彩の青

彼方へ伸びる水平と

薄霧にかおる上空と

唯々白波もなく

風がそよぐ夏の頃合

蝉の鳴声が一つ二つ

蝶々が舞うようにして踊り

黄色い花が吐き誇る

私は詩人として生きて

だが確かに恋々しく

君の住む街へと

明日確かに目覚めるとき

二つの結びが一つとして

愛に生きる

奏々たる

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2022/12/13に「愛するということシリーズ」にて文壇入り

愛するということ1(出版社版)

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