自由詩 朝時滲む微風の清涼
滝川寛之の自由詩 * 朝時滲む微風の清涼 頃合の霧景色 陽光微睡む道しるべ タイヤのゴムが滑る音 童子たちの笑い声と 迎えの女性がほほ笑みかわし 母の袂に時刻を知らせる 輝きとは愛ゆえに 君と私の一つ 命の … 続きを読む
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滝川寛之の自由詩 * 朝時滲む微風の清涼 頃合の霧景色 陽光微睡む道しるべ タイヤのゴムが滑る音 童子たちの笑い声と 迎えの女性がほほ笑みかわし 母の袂に時刻を知らせる 輝きとは愛ゆえに 君と私の一つ 命の … 続きを読む
滝川寛之の自由詩 * 朝靄の白景色 漂う透明の灰色と 涼しき陽刻夏終 微睡の光 飛行雲が永遠と伸びて 麦藁帽子とワンピース 私の部屋へ佇む 一つの世界を観た時 互いが紅色に染まり やがて彩でゆく 君の笑顔が … 続きを読む
滝川寛之の自由詩 * 群青の彼方へ陽光昇り 野鳥群と舞行きて 光りの線が虹を作るとき 見えうる光景 唯々彩く透明とせり 遠く橋元から望む未来 一つしかない答えとは 手探り手繰り寄せ 輝きの現実として 君と私 … 続きを読む
滝川寛之の自由詩 * 輝雲登りし空の青さは 朝時の清らかさに香る 電線の雀群やけたたましく 生命の逞しき雫 蜜蜂たちが踊る頃合に 私は詩人として想いし ゆくゆくの先へ線を描く 君の窓辺は黄色い花 相思にて恋 … 続きを読む
滝川寛之の自由詩 * 晴天の景色と猫の声 歩む砂利道の海道 防風林から海鳥が舞いて 小魚の群れが海面を跳ねる カヤックの釣人達が連ねて 朝刻に陽光の線 私は岩礁から景観を望み 天へ向けて腕を伸ばす 君の住む … 続きを読む
滝川寛之の自由詩 * 透明に澄んだ色彩の青 彼方へ伸びる水平と 薄霧にかおる上空と 唯々白波もなく 風がそよぐ夏の頃合 蝉の鳴声が一つ二つ 蝶々が舞うようにして踊り 黄色い花が吐き誇る 私は詩人として生きて … 続きを読む