自由詩 暗闇の中で

著書

滝川寛之の自由詩 *   暗闇の中で 手探りしながら歩み寄る ひとつ ひとつ 零さぬよう 私は歩いていた 彼方の母性 藁が敷かれた馬小屋 金星がひとつ輝き 旅人を待つ 世界が明るみになる朝 君は確かに存在する … 続きを読む