
滝川寛之の自由詩
目次
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漆黒に灯されし蛍の群衆
舞て線を描き宙に浮かぶ
明日空の陽光は夢のように
只々直線に真っ直ぐと
虹の丘から野鳥の群れ達
鳴きながら居場所を探る
窓を開き音色を確かめると
君へ贈る詩情が袂に届き
はにかみの合図と共に
二人は一つに交わる
心とは恋を想い
それは貴女のことだから
私は詩を唄う
風
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