
滝川寛之の自由詩
目次
*
暗闇の先に終わりが見えて
人生を終えた詩人
風だけが便りで届く
雑踏にとけゆく姿と声が
あちらの彼方へ響き
振り返ると何もなくて
されど哀しくなり
新しい世界へ消えゆく
嗚呼
私は生きていたかった
死体が燃えて灰となり
冷たい海をさ迷い流れる
明日はきっと
屍の最期
我、無念なり
死体
念
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