自由詩 緑芝の匂いと風鈴爽涼に

著書

滝川寛之の自由詩 *   緑芝の匂いと風鈴爽涼に 駆ける動物たちがはにかみて 飛蝗の跳ねる躍動たるや 野鳥の耳をかすめゆく 水平線から魚が踊り舞い 水夫のメガネが偏光 私は歩く 君と手をつなぎ 遠い白浜の世界に … 続きを読む