自由詩 寒々とした泥濘と刻

著書

滝川寛之の自由詩 *   寒々とした泥濘と刻 シンとした樹海 靄の中で手を伸ばし 幻影の 新しい朝時と 新しい陽光たるや 君の口づけと共に訪れ 素っ裸で愛し合う 一つになるということ 世界は白色から染まり行き … 続きを読む