自由詩 闇夜の世界に小雨がはらり

著書

滝川寛之の自由詩 *   闇夜の世界に小雨がはらり 亡霊の住処もさ迷いて 世界が眠りにつく刻の中 只独り想いを馳せうる 明日晴れ渡るといい それが常々 緑林の芝匂が漂い 泉が湧き 鹿が姿を見せる 木々の葉から陽 … 続きを読む