自由詩 雨の雫がしたり落ちた

著書

滝川寛之の自由詩 *   雨の雫がしたり落ちた 朝の光景から 滲んだガラス窓と暗い影 静かな部屋に独り立ち尽くし 物思いに老け込んでみる 嗚呼 君 君 君だけが恋しいと鳴くと 魂の恋色が返ってきたようで 私は僅 … 続きを読む