自由詩 小粒の雨やひらりとして

著書

滝川寛之の自由詩 *   小粒の雨やひらりとして 樹木の陰りに野鳥が集う 空はずだんだくじく雲 暗く寂しい朝の刻 私は君を思い浮かべ 心高鳴る 輝きがこの世界から救うとき 二人は裸で愛し合い ひとつの色彩へ溶け … 続きを読む