自由詩 遥かなる幻影の

著書

滝川寛之の自由詩 *   遥かなる幻影の 遠くの姿が懐かしくて 朝靄の雫 ずだんだくじく雲の下 私は独りきり 緑の大地から漂うように 芝の匂いが心地よく 辺りの水滴が足にまとわり それでも私は歩く 君の住む街 … 続きを読む