自由詩 明け方の雫たるや

著書

滝川寛之の自由詩 *   明け方の雫たるや ほのかに恋々しく 想いを解き放ち あの人の元へと 朝靄の中 独り身で歩く 君は起きただろうか 砂利道の音が鳴る 海を観ていた 西海岸 太陽は背中から上がる 私は詩人だ … 続きを読む