詩情 私は花になりたい

詩情、散文詩、現代詩
詩情、散文詩、現代詩

 

「私は花になりたい」

 

今日は小雨がポツリとだが、辺りを水色でうるおしている。

僕は傘も差さずに散歩に出た。初夏なので気持ちが良い。

ふと、後方からけたたましいサイレン音がなってこちらへ向かってくる。救急車だった。

厄の悪い時に外で出たものだ。そう思った。

五分くらい歩くと海辺に沿うようにして路肩が続いている。

今日は海もさえない表情をしていた。海鳥の声すら聞こえては来なかった。

僕はなんだか嫌気が差し、途端に家路へと着いた。

こんな時に花壇でも眺めていれば良かったものを。自身の心の片隅がそうぼやく。

花は良い。雨の日なんか生命のエネルギーを感じる事さえある。

それを思い出すと、こんなひにくれなどどこ吹く風。

私は花のようでありたい。

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詩情 見返りを求めない愛

詩情、散文詩、現代詩
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「見返りを求めない愛」

 

愛のあかしが欲しいと僕は言った。

愛に証なんていらないわと君は言う。

どうすれば君に分かってもらえるのだろうと僕は思った。

全ては気持ちから入るのよ。君は呟く。

愛は示すものなの。見返りを求めない本当の愛が私は欲しいわ。

尽くすことが大事ってことかい?

違うの聞いて。愛は自然と出てくるものであって、尽くす事とは異なるの。

全ては後付論てことかい?

そうよ。自然に愛して、それが最終的に尽くすことにつながるのよ。

そうか、なんだかわかったような気がするよ。僕は言う。

そう、よかった。君はそれだけを返した。

君の全てが知りたいと僕は考えた。

でもね、常に新鮮でなければならないの。男はあきやすい生き物。そうでしょ?

それなら毎日何十回でもキスをしよう。今ある幸せにマヒしない為に。

そうね、それが良いわね。君は言う。

手を繋いでいこう。ずっと一緒だよ、ほんとだよ。

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詩情 戦争ごっこ

詩情、散文詩、現代詩

 

「戦争ごっこ」

 

初夏だと言うのに、長そでを着た兵隊さんが岩礁の中にいる。

僕は何気に見ていたけれど、そこから目をそらした。

海岸線沿いはしごく綺麗だった。

青と緑が調和しており、透き通った水色である。

もずく漁をしている綺麗な白い小舟が、何艘かちゃぷりちゃぷりと浮いていて、

嗚呼、夏なのだなと感慨深くなった。

ずっと沖にはなにも見当たらない。

しかし、兵隊さんたちは自動小銃を沖へと向けて睨みつけたままだった。

戦争は終結していない。

何も終わっていないのだなと、今日も政治番組を観て思った。

平和とは、言ってしまえば簡単なこと。

ヌーディストビーチこそ、平和の象徴なのかもしれない。

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詩情 晴れのち曇り

詩情、散文詩、現代詩

 

「晴れのち曇り」

 

君はいつだって微笑んでばかりだった。

僕は今朝も君へ手紙を送った。

だけれど、君は何もなかったようにふるまう。

毎日を皆に好かれようと君は必死だね?

その気持ちよくわかるよ。

若い時は僕だってそうだった。

明日は晴れるかな?

僕は君へ訊いた。

それは分からないわ。

君はそう返す。

気まぐれ雲はどこ吹く風。

ありったけの声を出しても、全てには届かない。

嗚呼、無情にもこの恋は終わりを迎えようとしている。

何故だかわかるかい?

君の心が全く読めない。

明日は晴れてほしいと心からそう思った。

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