日記 @面白い小説見つけた。

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某日
久しぶりに面白そうな小説を見つけた。まだ、試し読みでしか拝見していないが、単行本が出たときにでも購入し、書評を書かせてもらう予定。お題はまだ伏せておくよ。おたのしみに。それからなくしてしまった単行本や猫の糞でやられてしまった文庫本なども再購入予定。本の出費は何とも思わない。
某日
マイナンバーの写真を携帯で撮って送ったのだけれども、いや、オンラインから役所のほうにね。それですごく顔写りが悪くてもう別人みたいな感じなんだけれども、携帯の写真写り悪いから笑うしかなくて、本当に鏡で見る顔と異なるのだよね。そりゃあ萎えますよ。リアルと違うんだもの。ここまで違うと工作ハッキングされてて顔写りが悪くなるアプリ仕込まれてるんじゃないのかなってね、真剣に思うわけです。パソコンの写真もね、近いんだけれども少し写りが悪いのだよね。リアルは片目あんなに閉じてないしもっと表情明るいです。本当に困った問題だなぁ。

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連載小説 愛するということ 第一章 2

愛すると言う事 第一章
一九七六年――。
沖縄日本軍全滅から三十一年後となる昭和五十一年の七月。正樹はこの世に生を受けた。丁度、ロッキード事件のあった年だ。
日本に明るく奏で始めた昭和の鼓動がまだ止まぬ世界。人々の顔はどれも力強く逞しかった。しかし、アメリカより日本に返還されてから四年が経とうとしていたこの沖縄の大地には、今だ深い傷跡が生々しく残されていた。
澄んだ珊瑚礁の海がこの島をとても優しく包み込む。かけ上がりの白い砂浜では穏やかな潮騒が聞こえた。大きなガジュマルの木の葉が東風で揺れる。その一枚一枚が、天空から突き刺す熱い太陽を遮り、島人に涼しい日陰の場を提供していた。
十三日となるこの日の夜は新月で、街灯のない場所はとても暗闇だったが、その代りとして星が綺麗に映し出されており、正樹の父、次郎は、空調設備の整っていない産婦人科院の開いた窓から観る事が出来た。母、靖子は寝室で寝ている。
次郎は階段の手すりを杖代わりにしながら産婦人科院の屋上まで上ってみた。腐食された横長いベンチ一つと灰皿代わりである一斗缶が無造作に置かれてあるのを黙視する。彼は汚いベンチに構わず腰掛け、そして胸ポケットから安タバコを取り出しマッチで火をつけた。
次郎は約一ヶ月前から無職だった。つい最近まで従兄弟の職場で内部大工の作業員として雇われていたのだが、金銭的な問題から人間関係がこじれ、傷害事件を起こしてしまい、首となった。彼は首となった明後日から同職の知り合いなどに仕事を当たっていたが、気性の荒い事が有名だった次郎を受け入れてくれる所はなく非常に困っていた。
彼は建築関係の職人だった為、プライドが人一倍に高かった。今更、今までとは全く違う新しい世界での仕事を一から教わる事が許せないでいた。いや、正直怖かった。
次郎は一服し、煙を星の見える夜空へ吐き出した。収入は前の仕事よりも目減りするが、一人で行動するタクシー乗務員でもしてみるか。それなら、この腐れプライドも保たれるだろう。少しばかりして、ほとぼりが冷めた頃に、また元の職に戻れば良い。今はそれしか道はない。意を決した彼は、タバコの火を地面のコンクリートでもみ消し、一斗缶へほうり捨てた。

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