愛するということ 第二章 7

 倫子と一番弟子を乗せたタクシーが拠点に着いたのは昼前の十一時を過ぎた辺りだった。何時ものように第二の結界外となる正門前にて二人は下車した。倫子と一番弟子は帰宅途中の乗り物の中で運転手に悟られぬよう専門用語等を駆使し今回の件について話し合っていた。そして二人共に合致した答えは、やはり“第一の結界の何処かが破られている”と言う事だった。 “愛するということ 第二章 7” の続きを読む